市内でイノシシの目撃情報や被害情報が増加しています。生息エリアが拡大し、いつイノシシの被害にあってもおかしくない状況です。人家や農地にイノシシを近づけないよう、イノシシ対策へのご協力をお願いします。
■イノシシ捕獲状況
猟友会の方々と協力し、イノシシの有害鳥獣捕獲と狩猟を実施しています。令和3年度は161頭、令和4年度は266頭を捕獲・狩猟しています。
月別の頭数変化をみるとイノシシが1年を通して出没することがわかります。
1年で市内の捕獲頭数は1.65倍に増加!!
■イノシシに出会ってしまったら…
◆落ち着いて行動してください
急に走り出すとイノシシを刺激する可能性があります。イノシシを興奮させないよう、背中を見せずにゆっくりと後退し、その場から立ち去りましょう。
◆攻撃・威嚇・挑発をしないでください
大声を出したり、物を投げたり、棒で追い立てたりすると、イノシシが興奮して襲いかかってくる可能性があります。威嚇などはしないでください。
◆見えない場所に避難してください
イノシシを見つけたときは、イノシシから見えない場所へ避難してください。また、子どものイノシシでも、近くに母イノシシがいる可能性があります。絶対に近づかないでください。
◆目撃情報を教えてください!!
イノシシを目撃した時は、可能な限りで構いませんので、日時、場所、頭数を環境課までご連絡ください。(連絡を受けたイノシシを駆除するわけではありませんので、ご了承ください。)
問合せ:稲敷市環境課
【電話】029-892-2000(内線2322)
■イノシシを寄せ付けない環境づくり(日常の環境整備が重要です)
▽生息場所となる藪などの刈り払い
▽廃棄作物・野菜くずを畑に放置しない
▽柿・栗などを未収穫のまま放置しない
▽生ごみ・残飯などを屋外に置かない
イノシシを定着させない、エサ場と認識させない環境づくりにご協力をお願いします。
■市で行っている対策
▽子どもたちへの注意喚起
イノシシに出会ったときの逃げ方などをチラシで周知しています。
▽わなの設置
猟友会稲敷支部のイノシシ捕獲隊が、市内の山中にわなを設置しています。設置場所付近には、わなの設置を示す表示票を掲示しています。表示票を見かけたら、付近には近づかないでください。
▽注意看板の設置
*わなに捕まったイノシシには、絶対に近づかないでください!興奮したイノシシが襲ってくる危険があります!
■イノシシに関する補助事業
イノシシ対策として補助金等の交付をしています。詳細は市HPをご覧ください。
◆(1)狩猟免許の取得を助成《わな猟免許取得補助金》
有害鳥獣による被害防止の目的で「講習会受講料」「免許試験手数料」を助成。補助対象:市内在住の方
補助金額:費用の100%
◆(2)柵の設置を助成《鳥獣被害防止柵設置補助金交付事業》
農業を営む方が行う、鳥獣による農産物への被害防止対策として、柵の設置費用を助成。
補助対象:市内在住の方
補助金額:獣類3分の2、鳥類3分の1ともに上限12万円
◆(3)捕獲等をした場合の奨励金《イノシシ捕獲等奨励金》
市内で狩猟期間中(11月15日~3月31日)に、わな猟でイノシシを捕獲された方に奨励金を交付。
補助対象:市内在住で、県に狩猟者登録をしている方
補助金額:成獣8千円/1頭、幼獣5千円/1頭
※イノシシ捕獲等奨励金の掲載内容は令和4年度のものです。
問合せ:稲敷市農政課
【電話】029-892-2000(内線2308)
■イノシシ対策プロジェクトチームが発足しました!!庁内の連携強化のため、イノシシ対策プロジェクトチームを発足しました。今後は市全体で連携してイノシシに対応していきます。
問合せ:稲敷市環境課・農政課
【電話】029-892-2000