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まちの家計簿 令和5年度 決算報告(2)

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茨城県稲敷市

■市民一人当たり歳出決算額(一般会計) 58万4,288円
議会費:4,793円
総務費:64,566円
民生費:177,221円
衛生費:42,415円
農林水産業費:35,786円
商工費:8,873円
土木費:75,410円
消防費:25,471円
教育費:66,530円
公債費:63,211円
諸支出金:20,011円

人口(令和6年4月1日現在)
37,425人

■特別会計と公営企業会計の決算額
稲敷市には、8つの特別会計と3つの公営企業会計があり、決算状況は下記のとおりです。

◇特別会計

◇公営企業会計

収益的:企業の経営活動に伴って発生する収益と費用。(料金収入や人件費など)
資本的:将来の経済活動に備えて行う建設改良などの費用とその財源になる収入。

■健全化判断比率などの概要
「早期健全化」と「財政再生」の2段階で財政悪化をチェックするとともに、特別会計や企業会計も併せた連結決算によって、地方公共団体の財政状況をより明らかにすることが法律で義務付けられています。「早期健全化基準」と「資金不足比率」を超えると「財政健全化団体」と判断されます。市の令和5年度決算に基づく本市の健全化判断比率および資金不足比率は、すべて早期健全化基準を下回り、財政状況は問題なしと判断されました。

◇健全化判断比率

◇資金不足比率

※将来負担比率が高いほど、財政規模に比べて将来に返済しなければならない借金の残高が大きくなり、市の財政を圧迫する可能性があります。令和5年度は、公営企業債等繰入見込額5億9320万円が減少し、充当可能財源等が将来負担額を上回ったため、算定値がありません。

■令和5年度に実施した事業の一部を紹介します
◇シティプロモーション事業
総務費 6025万円
行政情報の発信強化と市の魅力を市内外に発信することを目的として、市内に2基の自立型LEDビジョンを設置しました。(1基は両面放映)

◇第3次稲敷市総合計画策定支援業務
総務費 1421万円
“自然とともに豊かさと幸せを実感できるまち~いなしきの新たなステージへ~”を将来像として、第3次稲敷市総合計画を策定しました。

◇子育て支援住宅整備調査業務
総務費 440万円
市の財政負担を抑えつつ、民間ノウハウによる質の高い子育て世帯向け集合住宅の整備に向けて、PPP/PFIによる官民連携事業の導入可能性調査を実施しました。

◇サイクリング推進事業
総務費 464万円
西ノ洲地区にサイクリング交流拠点として自転車休憩所を整備するとともに、「第2回いばチャリin稲敷」の開催等によりサイクリングによるまちづくりを推進しました。

◇物価高騰対応重点支援給付金(物価高騰対策・追加支援)
民生費 3億4335万円
エネルギー・食料品等の物価高騰による負担増を踏まえ、低所得者世帯等を対象に給付金を支給しました。

◇和田公園再整備事業
土木費 9283万円
霞ケ浦を活かしたサイクリング・バードウォッチング・キャンプ等のアクティビティの拠点である和田公園に管理棟を整備しています。

◇高齢者買い物支援事業
民生費 768万円
高齢者等の買い物支援の更なる充実のため、協定事業者への助成を行うことで車両を増やす等、利便性の向上を図りました。

◇暮らし応援商品券事業(物価高騰対策)
商工費 1億6133万円
原油価格・物価高騰による家計負担の軽減と、地域における消費喚起のため、暮らし応援商品券を配布しました。

◇航空業界学習支援事業
衛生費 470万円
成田国際空港が近い地域特性を活かし、市内小学5~6年生の親子を対象としたフライト体験や空港施設内見学を実施し、子どもたちの新たな体験の機会を設けました。

◇農業経営所得安定対策事業
農林水産業費 1億9187万円
需要に応じた米の生産の推進を図り食料自給率の維持向上を図るため、飼料用米・麦・大豆など戦略作物の作付け事業者に補助金を交付しました。

◆成田国際空港周辺対策交付金 令和5年度 3億6756万円
(1)普通交付金 1億1508万円
・騒音対策区域内の幼稚園・小・中学校の防音施設等の維持費
・防音施設整備時の起債に係る償還費

(2)特別交付金 1億4422万円
・道路改良工事費(市道の舗装・補修工事、排水整備工事等)9009万円
・消防施設整備費(小型動力ポンプ付積載車購入等) 843万円
・航空機騒音対策事業(騒音対策区域内住宅防音工事等) 4570万円

(3)地域振興枠 1億826万円
・社会教育・社会体育施設の維持管理費
・航空業界学習支援事業

問い合わせ:稲敷市企画財政課
【電話】029-892-2000(内線2606・2607)

       

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