■注意! あなたの土地が狙われています
茨城県では、産業廃棄物の不法投棄を防止し、生活環境の保全を図るため、6月と11月を「不法投棄防止強調月間」と定めています。
近年、悪質な業者から金銭やうまい話で土地利用を求められ、「使っていない土地だから」「周りも同意しているから」と安易に同意してしまった結果、大切な土地に廃棄物を不法投棄されたり、質の良くない残土等を埋め立てられたりする事案が多発しています。
また、遊休地にいつの間にか不法投棄されていたという事案もあります。道路から奥まった人目につきにくい土地、手入れが行き届かない土地などが狙われています。
不法投棄をされてしまった場合、その行為者が見つからなければ、捨てられた土地の所有者が撤去・処理費用等の負担を強いられてしまいます。皆さまの安全と良好な生活環境を守るため、ご協力をお願いします。
●契約前に要確認!その業者、大丈夫?
「あなたの土地を貸してほしい」と話を持ちかけられたときは、相手方をきちんと調査し、使用目的等を明確にした上で、書面で契約を結びましょう。
やり取りを記録したり、書類の写しを手元に残したりすることも重要です。
また、土地の造成等には法令等による規制や許可等が必要な場合がありますので、依頼する前に必ず市役所へご相談ください。法令等を無視して事業を行うと、業者だけでなく、同意した土地の所有者も撤去等の責任を負うことがあります。
●不法投棄をさせない工夫をしましょう
不法投棄を未然に防止するには、「ごみを捨てられない環境づくり」が重要です。定期的に草刈りを行って見通しを良くしたり、囲いや柵を設置して容易に侵入できなくしたりすることで、不法投棄をさせない工夫をしましょう。
▽不法投棄・野焼きを見つけたら
不法投棄110番【電話】0120-536-380
受付時間:平日 午前8時30分~午後5時15分
受付時間外は最寄りの警察署まで。
稲敷警察署生活安全課【電話】029-893-0110
問い合わせ:稲敷市廃棄物対策室
【電話】029-892-2000(内線2323、2324)