■高齢者被害防止キャンペーン月間
9月は高齢者向け悪質商法・ニセ電話詐欺防止共同キャンペーン月間です。
高齢者は、「お金・健康・孤独」の3つの大きな不安を抱えているといわれています。悪質事業者は、高齢者に言葉巧みに近づいて不安をあおり、大切な財産を狙っています。年々、手口は巧妙化されニセ電話詐欺も後を絶ちません。
在宅が多い高齢者は、突然の訪問販売や電話勧誘による被害に遭いやすいのが特徴です。近年はスマホを使いこなす高齢者が増え、インターネットを利用した通信販売のトラブルも増加しています。健康食品や化粧品などの定期購入には特に注意が必要です。
悪質商法の被害を防ぐために、まずは自分に必要なものかどうかを冷静に判断しましょう。事業者の説明をうのみにせず、契約内容をしっかり確認し、納得できるまで説明を求めましょう。断るときは、毅然とした態度で断ることが大切です。通信販売を利用する場合は、返品や解約に関する表示を必ず確認し、分かりにくいと感じたらそのショップを利用しないようにしましょう。
クーリング・オフ(契約解除)には期間が定められています。利用するときは期間内に早めに通知しましょう。通信販売にクーリングオフの適用はありませんが、消費者に誤認させるような表示があった場合は、契約の取り消しができることがあります。契約は簡単ですが、解約は難しいという事を覚えておきましょう。
不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、早めに消費生活センターへ相談してください。
問い合わせ:
・稲敷市消費生活センター(稲敷市役所1階)【電話】029-893-1523
相談日時:月曜日~金曜日(祝日を除く)午前9時30分~午後4時30分
来所の際は事前に予約をお願いします。
・消費者ホットライン【電話】「188」