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地域おこし協力隊 谷野さんが卒業!

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茨城県稲敷市

工務店の事業承継という目標に向けて3年間の活動を行ってきた地域おこし協力隊6期生の谷野さんが任期満了となり、協力隊活動を終了します。谷野さんからの地域の皆さまに向けてのごあいさつを掲載します。

■谷野正朝(たにのまさとも)
活動期間:令和3年4月1日~令和6年3月31日
活動内容:事業承継隊員(市内の建築大工で研修を行い、事業承継を目指す)
この度、稲敷市の地域おこし協力隊を卒業致します。3年はあっという間でしたが、たくさんの人に出会い、支えられて卒業となりましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。
自分で建物を設計して作りたいとの思いから工務店の事業承継の地域おこし協力隊になり、任期中は浮島地区の石塚工務店で大工仕事や設計に明け暮れました。親方や先輩大工に囲まれ、少しでもいい仕事がしたいと没頭し、気がつくと日が暮れているそんな物作りの最前線に携わった幸せな3年間でした。
任期中は住宅だけでなく、寮やヘアサロンの設計・大工仕事に携わり経験を積みました。また、神社やお寺の伝統的な木造建築物の修繕に関わったこともいい思い出です。
今後は稲敷市に残り、石塚工務店で修行を続けます。大工としても建築士としてもまだまだ半人前ですが、いつか工務店を引き継ぎ、お客様に寄り添いながら設計から大工仕事まで一貫した仕事をすることでいい家を提供できる工務店にすることが目標です。今後も市民の皆様からのご指導ご鞭撻をお願いします。

◇まちづくり推進課コメント
谷野さんは、工務店の事業承継に向けての研修を行うほか、身に着けた技術を生かして学校等への植木鉢の寄贈、地域イベントへの参加、中学校での講義など地域を盛り上げるための様々な活動に積極的に取り組んでくれました。また、市役所にある二所ノ関親方の化粧まわし展示ケースも谷野さんと石塚工務店の皆さんに作製・寄贈していただいたものです。これまでの3年間にわたる真摯な活動に感謝するとともに、今後、工務店の事業承継という目標を達成し、腕利きの大工として活躍されることを期待したいと思います。

※地域おこし協力隊の活動内容SNS等の情報は本紙掲載の二次元コードから

問合せ:稲敷市まちづくり推進課
【電話】029-892-2000(内線2425)

       

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